BM

2017年2月24日(金) 開催

国際スポーツビジネスの「成功の方程式」としてのルールメイキング力

~国際大会への「参加者」から「ルールメーカー」「ルールチャンジャー」になるために~

杉原 海太スポーツコンサルタント

山崎 卓也Field-R法律事務所 弁護士

大人気セミナー「スポーツビジネス成功の方程式」〜「戦略とガバナンス」特別編

今年行われる野球のWBC、来年、再来年行われるサッカー、ラグビーのワールドカップ、そして2020年の東京五輪、これらはすべて他の国の誰かが主催者となって作った大会に、日本が参加する形で行われています。
しかし、国際ビジネス一般において、ルールメーカー、ルールチェンジャーであることの重要性が叫ばれて久しいにもかかわらず、我が国において「国際スポーツビジネスにおけるルールメイキング力」の重要性が語られる機会は未だ多いとはいえません。
「デファクト」としての国際ブランド力を確立したメガスポーツイベントの主催者であるIOCやFIFAなどの国際競技団体でさえも、今なお様々なプレッシャーにさらされており、「ルールメイキング」の現場は常に流動的な状況にあります。そうだとすれば、既にあるルールを「変えられないもの」としてあきらめたりするのではなく、それに対してチャレンジしたり、場合によっては、新しい「デファクト」を作ろうとする動きを、「当事者意識」をもって起こしていくことこそが、日本のスポーツ界の未来にとって重要であるといえます。

つまり、国際スポーツビジネスの世界において、単なる「参加者」としてではなく、しっかりと当事者として「ルールメイキング」のための戦略策定やアクションを行えるか、それこそが、まさに国際スポーツビジネスにおいて求められる能力、「成功の方程式」です。
今は、スポーツ庁なども、国際競技連盟(IF)の役員等になれる国際的な人材の育成に力を入れつつありますが、仮に役員等になったとしても、メガスポーツイベントを取り巻くビジネス構造、利害状況などの深い理解、ルールメイキングへの当事者意識と戦う手段を知らなければ、今度は役員として「参加」するだけで終わってしまうおそれもあります。

このセミナーでは、様々な歴史の末に、本格的にステークホルダーを巻き込んだルール作りに乗り出しつつあるFIFAの実務に携わっている講師2人が、今起きている、起きつつある流れについて解説するとともに、野球、サッカー、ラグビー、バスケットボールといったスポーツを中心に、世界で行われている「ルールメイキング」への攻防や、そうした中で、日本のスポーツ界が、国際ビジネスにどう対応していくべきかについての視点について、講師の交渉経験などをふまえながら、解説していきたいと思います。

講義終了後は懇親会(希望者のみ)も予定されております。なお、懇親会につきましては会場の都合で先着20名とさせていただきますのでお早めにお申し込みください。(懇親会会費:4000円)
※懇親会への参加希望の方は、申し込みフォームにて懇親会の項目の「参加」にチェックしお申し込み下さい。

SPEAKER PROFILEスピーカープロフィール

杉原 海太

杉原 海太スポーツコンサルタント

現職:

一般社団法人スポーツビジネスアカデミー理事
スポーツコンサルタント

主な経歴:

1996年に東京大学工学部修士課程修了後、デロイトトーマツコンサルティング等にて戦略、業務改革、ITコンサルティングに従事。 2005年にThe FIFA Master 第5期生として修了した後、2006年から8年間勤務したアジアサッカー連盟では、Head of Developmentとして各国リーグ・クラブ支援プログラム(AFC KICK OFF Programme)の立ち上げに尽力した。

2014年からはFIFA Consultantとして、協会・リーグ・クラブのガバナンス(Professional Football Department, FIFA Club Licensing System)、戦略立案・業務改革 (FIFA PERFORMANCE Programme)、 及びITコンサルティング(FIFA Connect Programme)の分野において、アジアだけではなく世界の各地域で活動。2020年からは日本の複数のスポーツ関連プロジェクトに従事。

山崎 卓也

山崎 卓也Field-R法律事務所 弁護士

現職:

一般社団法人スポーツビジネスアカデミー理事
Field-R法律事務所 弁護士
スポーツ仲裁裁判所(CAS)仲裁人
国際プロサッカー選手会(FIFPro)アジア支部代表
世界選手会(World Players)理事

主な経歴:

1997年弁護士登録後、スポーツ、エンターテインメント業界に関する法務を主な取扱分野として活動。選手、競技団体、クラブなどを代理したさまざまな国内外の契約交渉、ルール作りに従事。現在、スポーツ仲裁裁判所(CAS)仲裁人 、国際プロサッカー選手会(FIFPro)アジア支部代表、世界選手会(World Players)理事、日本スポーツ法学会理事、英国スポーツ法サイト "LawInSport" 編集委員、フランススポーツ法サイト "droitdusport.com" 発行 "Football Legal" 学術委員などを務める。

主な著書に、"Sports Law in Japan"(Kluwer Law International)、「エンターテインメント法」(学陽書房。「プロスポーツ」担当)、「スポーツガバナンス実践ガイドブック」(民事法研究会・共著)、「トップスポーツビジネスの最前線――スポーツライティングから放映権ビジネスまで」(共著、講談社)など。

http://www.field-r.com/people/

このセミナーのコーディネーター

深澤佑介

深澤佑介SPOLABo 事業企画室コンサルタント

プロフィール:

Jリーグ湘南ベルマーレの強化担当、外資系コンサルティングファームを経て、2017年よりSPOLABo入社。ラグビーワールドカップ組織委員会に出向しチケッティングを担当。

2017年2月24日(金)

19時00分~20時30分

(質疑応答含む)

  • OPEN:18時30分
  • 講演:19時00分~20時30分(質疑応答含む)
  • 懇親会あり(先着20名 ※予定)
  • 料金:5,400円(税込)
  • 講師:杉原 海太 山崎 卓也 
  • 主催:一般社団法人スポーツビジネスアカデミー

会場:HSB鐵砲洲(八丁堀)

住所:東京都中央区湊1丁目1−12

※正確な位置が表示されない場合がございます。

※地図アプリでみる場合は必ず「東京都中央区湊1丁目1−12」で検索してください

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