BM

2018年7月30日(月) 開催

スポーツビジネスにおける危機管理の発想法

~選手・チームの価値をいかに守るか、押し上げるか~

山崎 祥之パルチザン 代表

次原 悦子株式会社サニーサイドアップ 代表取締役社長

スポーツビジネスにおいては、コンテンツ価値を浮揚させるためのさまざまなコミュニケーション戦略が不可欠であることは言うを待たないが、近年では競技の魅力をアピールし、顧客を吸引するためのPR戦術と同時に、選手・チームに関わる危機管理広報のマネジメント能力も問われる時代となった。
特に今年は、部員の不正プレーをきっかけに露呈した日大アメフト部を取り巻くさまざまな問題が、憤りと共に国民的な注目を集め、遡ればレスリングの伊調選手に対するパワハラの告発が、同じくアマチュアスポーツの闇を露呈し、また力士への暴行事件の発覚に端を発する大相撲スキャンダルは、変われない国技の体質へのファンへのため息を誘った。

今回は、こうした事件の数々を背景に、長年、スポーツビジネスの最前線で、話題づくりと同時に危機管理に携わり、そのPR的発想を著書「人を振り向かせる“さわぎ”のおこしかた」にまとめた山崎祥之と、本書にもたびたび登場する“戦友”であり、スポーツビジネスにおいてさまざまなスタンダードを確立してきたサニーサイドアップ代表取締役の次原悦子が登壇。
自らの経験から導いた「スポーツと危機管理」の本質を軸に、選手、チームにとっての危機とは何か、危機に際して何をするべきか、常、日頃から社会とどう向き合うべきか等に触れていく。

■終了後、会場にて交流会を予定しております(参加者無料/21:50終了)
ドリンクをご用意しておりますので、是非ご参加ください。

※運営の都合上、予定終了時間を超える場合がございます。予めご了承ください。


■山崎祥之氏 著書

SPEAKER PROFILEスピーカープロフィール

山崎 祥之

山崎 祥之パルチザン 代表

現職:

パルチザン 代表
サニーサイドアップ社長室コミュニケーション戦略プロデューサー

主な経歴:

プランナー、コピーライターを経て、93年㈱サニーサイドアップにPRプランナーとして参加。同社のゲリラ的な話題づくりや、前園真聖、中田英寿ら所属アスリートのイメージ戦略の中核を担い、選手メディアの成功例となった「nakata.net」や02日韓ワールドカップのホスピタリティセンター「nakata.net cafe」、中田を東ハトのブランド再生の象徴として執行役員に就任させるプロジェクト等に参加。

03年、コミュニケーション戦略構築および実施を主とするpartizan(パルチザン)を設立。スポーツではサニーサイドアップとの連携の他、日本プロ野球選手会を2000年よりサポート、選手の地位の向上や、04年の近鉄とオリックスの合併に端を発する球界再編問題時の古田敦也選手会長を軸とする球団削減や1リーグ化に異を唱える世論喚起や、ストライキを経て、選手会が球界発展の一翼を担う現在までをサポート。現在も省庁、自治体のアドバイザーを歴任する中で、地域浮揚プロジェクトとスポーツを繋げることも多く、沖縄では内閣府沖縄総合事務局とともに沖縄スポーツ振興プロジェクトに関わる。17年末、PR的発想を誰でも使える道具にというコンセプトで「人を振り向かせるさわぎのおこしかた」(東邦出版)を刊行し、「伝えるを伝わるに変える」知恵を伝える講演活動を展開。

次原 悦子

次原 悦子株式会社サニーサイドアップ 代表取締役社長

現職:

株式会社サニーサイドアップ 代表取締役社長

主な経歴:

1985年、高校在学中に母親と共にPR会社サニーサイドアップを創業。
2008年大阪証券取引所ヘラクレスに上場(現・東京証券取引所JASDAQ)。

起業以来、PRの秘める無限の可能性に着目。従来型のオーソドックスな手法を逸脱した、世の中を騒がす仕掛けるPRを展開。スポーツでは、91年のトライアスロン選手のPRを契機に、PR的発想とスポーツマネジメントを融合させ、以降、前園真聖、中田英寿、北島康介、為末大、杉山愛、上田桃子などのトップアスリートを次々と世に送り出すとともに、欧米的な手法のマネジメントが根付かなかった日本においてスポーツビジネス手法のスタンダードを築いたとされる。その集大成としての、早稲田大学大学院スポーツ科学科の修士論文をまとめた「NAKATAビジネス」(講談社)はスポーツマネージメントビジネスのテキストと呼ばれる。
現在もスポーツマーケティングを自社の大きな武器の一つとして捉えつつ「人々を動かす『PR』の発想が原点」という軸は変わらず、来る2020年に向け、またその先の社会をポジティブに創るべく新たなビジネスチャンスを求めて奔走する日々を送る。

<近年の主なアワード>
●2014年
Great Place to Work®が発表する日本の「働きがいのある会社」ランキングにて3位に選出

●2015年
「東京都スポーツ推進企業」に認定

●2016年
「GLOBAL TOP 250 PR AGENCY RANKING 2016」世界19位(日本のPR会社最上位)

「PRWeek Asia Best Places to Work 2016」(働きやすい企業の世界指標)ミドルエージェンシー部門において入賞。

「スティービー®国際賞(Stevie® Awards 2016 International Business Awards)」のPRエージェンシー・オブ・ザ・イヤー(中国・日本・韓国)部門でブロンズを受賞(ビジネス界のアカデミー賞と称される)

MODERATOR PROFILE司会者プロフィール

山崎 卓也

山崎 卓也Field-R法律事務所 弁護士

現職:

一般社団法人スポーツビジネスアカデミー理事
Field-R法律事務所 弁護士
スポーツ仲裁裁判所(CAS)仲裁人
国際プロサッカー選手会(FIFPro)アジア支部代表
世界選手会(World Players)理事

主な経歴:

1997年弁護士登録後、スポーツ、エンターテインメント業界に関する法務を主な取扱分野として活動。選手、競技団体、クラブなどを代理したさまざまな国内外の契約交渉、ルール作りに従事。現在、スポーツ仲裁裁判所(CAS)仲裁人 、国際プロサッカー選手会(FIFPro)アジア支部代表、世界選手会(World Players)理事、日本スポーツ法学会理事、英国スポーツ法サイト "LawInSport" 編集委員、フランススポーツ法サイト "droitdusport.com" 発行 "Football Legal" 学術委員などを務める。

主な著書に、"Sports Law in Japan"(Kluwer Law International)、「エンターテインメント法」(学陽書房。「プロスポーツ」担当)、「スポーツガバナンス実践ガイドブック」(民事法研究会・共著)、「トップスポーツビジネスの最前線――スポーツライティングから放映権ビジネスまで」(共著、講談社)など。

http://www.field-r.com/people/

2018年7月30日(月)

19時00分~20時50分

(質疑応答含む)

  • OPEN:18時30分
  • 講演:19時00分~20時50分(質疑応答含む)
  • 懇親会あり(先着70名 ※予定)
  • 料金:5,400円(税込)
  • 講師:山崎 祥之 次原 悦子 
  • 司会:山崎 卓也 
  • 主催:一般社団法人スポーツビジネスアカデミー

会場:HSB鐵砲洲(八丁堀)

住所:東京都中央区湊1-1-12 HSB鐵砲洲

※正確な位置が表示されない場合がございます。

※地図アプリでみる場合は必ず「東京都中央区湊1-1-12 HSB鐵砲洲」で検索してください

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