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「2020に向けたスポーツ産業の青写真」セミナーレポート

「2020に向けたスポーツ産業の青写真」セミナーレポート
開催日:2016年11月2日(水)
スピーカー:
松山 大貴/スポーツ庁 参事官(民間スポーツ担当)付 参事官補佐
荒木 重雄/(株)スポーツマーケティングラボラトリー 代表取締役

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「スポーツの成長産業化」が政府の成長戦略「日本再興戦略2016」に掲げられた中、実現のために政府として日本のスポーツ業界をどう導いていくのか、それを探るべく今回のSBAでは、スポーツ庁・参事官補佐の松山大貴氏をお招きし、「~スポーツ産業の成長に向けた現状と将来の方向性について~ 2020に向けたスポーツ産業の青写真」と題してセミナーを開催。

前半では、スポーツの成長産業化に向けての優先課題(スタジアム・アリーナ改革、スポーツコンテンツホルダーの経営力強化・スポーツ人材の育成、スポーツ分野の産業競争力強化・他産業との融合など)について、それらが設定された”背景”を中心に解説をいただいた。

後半のSBA代表理事の荒木重雄氏との対談では、実際の”中の状況”とのギャップを整理しつつ、アジェンダを実現するための具体的な課題、解決策等について議論が展開された。松山氏が強調されていたのは、「2020に向けて」ではなく、「2020以降のために」。つまり、祭りのための準備ではなく、持続可能な成長産業化としてのスキーム、プラットフォームを2020に向けて整えることが肝要であることを確認。
スポーツ庁をはじめ、経産省他、各省庁が連携し、打ち立てるスポーツ産業化政策と連動を図るべく、各競技団体、自治体、民間企業等、すべてのスポーツ関連ステークホルダーが既成概念にとらわれない新たな発想と意識改革をもって取り組むことが、「2025年までにスポーツ産業市場15兆円」というチャレンジングなKPIを達成するための必須条件であることを再確認できたセミナーであった。

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【受講者の声】※一部抜粋
■20代 女性
自分が想像した以上に広い視野でスポーツが国として捉えられていることがわかり、大変勉強になりました。

■30代 男性
政策として型にまとまっているものの背景を詳しく語っていただけると共に、進行の中でスポーツ産業の実態とのギャップ、現状との立ち位置を再認識できた。
障壁、根底の問題を改めて感じた。

■30代 女性
現状の課題、具体的に何に取り組まなくてはならないのか?
勉強になりました。

■30代 男性
政策立案サイドの生の考えが聞け、大変参考になった。

■30代 男性
スポーツ界における、アプローチの仕方、人の大切さ含め、ビジネスとの融合への可能性が明確にできてよかった。

■30代 男性
スタジアムアリーナ改革の内容だけでなく、現状のスポーツ庁の方向性や松山さんの考えが聞けて、とても勉強になりました。
持続可能な交流施設で稼ぐため、プロチームを組んで、地域の人々に多種目なスポーツする機会の提供がしたい。

■30代 男性
産官学の本質的な協創は非常に重要なテーマだと思った。
日々産側で仕事をしており、本日は官側の話であったが、それぞれの先にも多くのステイクホルダーがあり、総合的な思考が必要であると理解できました。

■40代 男性
本質に迫ったアプローチに基づいたお話をたくさん聞けて本当に有意義な時間でした。
荒木さんとのディスカッションもとても深みもあり、面白かったです。

■40代 男性
スポーツ庁の熱い想いを聞けて、自分もスポーツ産業の拡大に少しでも貢献したいと改めて思いました。

■40代 男性
スポーツ産業化の課題と対策がクリアに見えました。
非常に貴重なお話であり、感謝申し上げます。

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