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「これからのスポーツにおけるファン・エクスペリエンスとは」セミナーレポート

「これからのスポーツにおけるファン・エクスペリエンスとは」セミナーレポート
開催日:2016年12月6日(火)
スピーカー:
本城 賢嗣
アディダス ジャパン株式会社 マーケティング事業本部 Football ビジネスユニット ブランドコミュニケーション シニアマネージャー

石井 宏司
一般社団法人 日本女子プロ野球機構 理事(事業戦略担当)

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 今回のSBAでは、アディダスジャパンの本城賢嗣氏と日本女子プロ野球機構の石井宏司氏をお招きし、「~スポーツマーケティング×ICTを考える~これからのスポーツにおけるファン・エクスペリエンスとは」というテーマでセミナーを開催した。

まずは現代におけるファンの特徴とファンの心理や行動をつかむことの重要性を石井氏が説明した後、本城氏が登壇し、アディダスが展開するブランドコミュニケーションを解説。多くの情報があふれる中で、ファンにとって本当に重要な瞬間を深く理解し、ブランドとファンとの関係性を深めていくことが、ファンエクスペリエンスを実践するために重要なこと、と本城氏は語った。また、トレンドを素早くキャッチし、発信できる組織作りも重要と説明。事例を交えながら、ブランドを通じたファンとのコミュニケーションの仕方をわかりやすく解説していただいた。

最後は、認知と資金力の少ないマイナースポーツのファンエクスペリエンスの設計の仕方を、女子野球の事例をもとに石井氏が解説。
人気のあるスポーツと直接比べるような発信をするのではなく、”スポーツ”自体が持っている価値を理解し、情報をデザインしてファンに届けるべきであると語った。単なるICTの活用という方法論ではない、ファンエクスペリエンスの本質を理解する上で大変示唆に富んだセミナーであった。

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【受講者の声】※一部抜粋
■20代 男性
ファンが何を考えているか、ファンは何を必要とし、何を信じないのか。 インサイトに気付けました。 コミュニケーション、ブランディングの上流設計が重要と感じました。

■20代 男性
とても興味深いお話でした。 適切なターゲットに適切なものでアプローチすることの重要性を改めて感じました。

■20代 女性
「スポーツビジネスの提供価値とは何か」という根本的な問いにはっとさせられました。 自分が扱うスポーツがどんなもので、どう時代の文脈とマッチするか、今一度考えたいと思いました。

■20代 男性
スポーツビジネスの本質「ファンにどのような体験を届けるか」 様々な手法がありえるが、提供する側がもっているスポーツコンテンツの特性をまず理解することが大切と感じた。 自社のコンテンツを最大限に活かすことを考える上で大いに勉強させて頂いた。

■20代 男性
スポーツビジネスのフロントランナーであるメーカーの事例を知る事が出来、とても勉強になった。

■20代 男性
アディダスの話を聞く機会はあまりないので、大変有意義な機会でした。 何をターゲットとしているのか、どのようにアプローチしているのか。 とてもクリエイティブで勉強になりました。

■30代 男性
そのスポーツが提供できるエクスペリエンスとは何か、という問いの大切さを実感しました。 ICTに限らず、スポーツビジネスにおいて根幹に置かないといけないテーマだと思いました。

■30代 男性
マイナースポーツのポジショニングの考え方が特に興味深かったです。

■40代 男性
メガブランドとマイナースポーツ、正反対の視点で、同じテーマの講演が聴けたのは大変良かったです。

■40代 男性
メジャー/マスブランドならではのダイナミズムのあるマーケティングの仕掛け マイナースポーツならではの心に響く仕掛けづくり いずれもコンテンツの入口は違いますがICTの有効活用として大変参考になりました。

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