「グローバルスポーツ市場におけるスポンサーシップの現状と将来」セミナーレポート
開催日:2016年3月23日(水)
スピーカー:秦 英之 レピュコムジャパン株式会社 代表取締役社長
今回のテーマは「グローバルスポーツ市場におけるスポンサーシップ」。
本セミナーでは、世界No.1のスポーツデータリサーチ会社「レピュコム」の日本法人で代表取締役社長を務める秦英之氏を迎え、今スポーツ界で起きていること、グローバル市場におけるスポンサーシップのトレンドについて、具体的な事例をもとに解説いただいた。
これまでのメディア露出型から目標設定型へシフトされつつスポーツスポンサーシップの潮流の中、明確な目標を定めた上での、戦略、実行、測定、そして改善へのプロセスの重要性が示された。
「数値化」と「可視化」によるスポンサーシップの投資効果といったグローバルスポーツ市場では、当たり前となっているROS(Return On Sponsorship)の考え方は、国内におけるスポーツスポンサーシップの更なる最大化に向け、大きな示唆を与える内容であった。
講義終了後の質疑応答では、独占・非独占の考え方、アンブッシュマーケティングのインパクト、アクティベーションのトレンド、買い手側が権益を理解することの重要性など、スポーツスポサーシップの本質を突く質問が相次ぎ、非常に有益なクロージングとなった。
〈受講者の声〉※一部抜粋
■〜19歳 男性
スポンサーシップの価値、重要な点から、新しいスポンンサードの可能性やトレンドまで、幅広く聞く事ができてよかった。スポンサードに関わらず、目的の明確化や、持っている価値の理解、生み方とそれの見せ方というのは大切だと感じた。
■20代 女性
目的、戦略を明確にし、PDCAでしっかり測定するというシンプルなことを確実に実行することが、今後のスポーツ発展に重要だとわかりました。
■20代 男性
現在、プロスポーツなどで成立している競技や、イベントへのアプローチについて深く理解できた。今後、プロスポーツとして発展できる見込みのある競技や、国(途上国)などへのスポンサーシップの使い方についてより知りたいと感じました。■30代 男性
世界におけるスポーツ市場の動向が垣間みれ非常に有意義な時間を過ごせました。
■30代 男性
スポンサーシップに関する考え方の整理ができて、大変勉強になった。
■30代 男性
最新のトレンドを紹介しつつ、普遍的な視点を明確に示していただき、とても分かりやすかったです。時間が足りないくらいの情報量だったので、もう少し時間があれば良かったと思います。
■30代 男性
スポンサービジネスに関しては全くの初心者でしたが、具体例が豊富に含まれていたプレゼンテーションだったので分かりやすかったです。
■30代 男性
分析という手段を用いて、スポーツを見た場合、これだけの可能性が膨らむのかと驚きを持って拝聴しました。
■40代 男性
実例も多く、指標設計〜効果測定までの考え方を整理できました。
■50代 男性
スポーツマーケティングの最新トレンドを伺う事が出来、今後の自分の業務に非常に役立つと思います。