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理想的なスタジアム&アリーナ設計とは/セミナーレポート

理想的なスタジアム&アリーナ設計とは
~スタジアム&アリーナ建設、改修をする前に持つべき視点~
セミナーレポート

開催日:2016年6月29日(水)

スピーカー
上林 功 株式会社スポーツファシリティ研究所 代表取締役

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「~スタジアム&アリーナ建設、改修をする前に持つべき視点~ 理想的なスタジアム&アリーナ設計とは」と題し、株式会社スポーツファシリティ研究所 代表取締役の上林功氏を迎えて行われたセミナー。

現代のスタジアム、アリーナ観客席の起源は、古代ギリシャ時代に山腹を利用されて造られた「観客席」であるという、観客席の発明の歴史から始まったセミナー。その後のスタジアム・アリーナの変遷を建築家の観点から解説いただいた。

その後、同氏が手掛けた 「Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島」の事例では、プロジェクト成功のキーとなる設計コンセプトが「子供の遊具」を基にした「遊環構造」であったこと、また、スタジアムを起点としたエリアマネジメントについて、建築家としての視点をレクチャーいただいた。

政府の成長戦略の中で掲げられたテーマの一つである、「スタジアム・アリーナ改革」。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を契機にスタジアムやアリーナの新設・建替構想が進む今、プロフィット・センターへの転換に向けたビジネス視点のヒントが詰まった内容であった。

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<受講生の声>※一部抜粋
■20代 女性
遊具や子供向けおもちゃの制作に携わる仕事柄、遊環構造の7要素には非常に興味が湧きました。

■20代 男性
建築業界のなかでもスポーツ施設については、遅れていると感じていたので、初期設計のコンセプトづくりにつながるお話を聞けて満足している。
スポーツの根源である「遊び」の概念を施設設計に落とし込んだお話はたいへん楽しかったです。

■20代 男性
野球を観に行くという考え方が変わり、スタジアムや雰囲気も観に行く事により、収容力もビジネスとしてより成り立たせることができると感じた。
アスリートの視点はもちろんのこと、支える側やファン・野球を知らない方々等、様々な視点で考えることで、野球へのファンが増えると同時に、人口・人気アップにつながると感じた。

■30代 男性
スタジアムの建設という視点から、スポーツやビジネスへの考え方を詳細に説明していただき、とても勉強になりました。

■30代 男性
今後のスポーツビジネスにおいて核となるスタジアム・アリーナを設計された方の話を聞くことができ、非常に勉強になりました。
周遊性、視認性、周辺との回遊性など、参考になりました。

■40代 男性
日本で唯一、上林さんからしか聞けない話でした。
ありがとうございました。

■40代 男性
「都市スケールの遊具」=スタジアム。
感銘を受けました。
映像、IT分野で実現していきたい

■40代 女性
スタジアム・アリーナ建設びおける、アスリートやスポーツマネジメント(ビジネス)視点を、いかに行政導入していくか、考える事ができました。

■40代 男性
スタジアム建設についての考え方がとてもよく分かり、面白かったです。
今後どのような施設に、日本の野球場にしていくべきかを、感じることができました。

■50代 男性
スタジアムビジネスが、周辺施設とのシナジーを含め、エリアマネジメントが重要であることが印象的でした。この分野での研究にも興味がありました。

 

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