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「国際スポーツの現場から見えるスポーツの潜在力とビジネストレンド」セミナーレポート

「国際スポーツの現場から見えるスポーツの潜在力とビジネストレンド~日本を出て初めて見えてきた、CSR・アクティベーション時代のスポーツビジネス~」
セミナーレポート

開催日:2016年2月5日(金)

スピーカー:
山崎卓也 Field-R法律事務所 弁護士
杉原海太 FIFAコンサルタント

モデレーター:
鈴木友也 トランスインサイト株式会社(NY法人)代表

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~日本を出て初めて見えてきた、CSR・アクティベーション時代のスポーツビジネス~「国際スポーツの現場から見えるスポーツの潜在力とビジネストレンド」と題し行われたSBAセミナー。

スポーツ、エンターテインメント業界に関する法務を主な取扱分野として国内外で活躍中の山崎卓也弁護士、また、日本人唯一のFIFAコンサルタントとして、協会・リーグ・クラブのガバナンス(League governance, FIFA Club Licensing System)、戦略立案・業務改革 (FIFA PERFORMANCE Programme)、 及びITコンサルティング(FIFA Connect Programme)の分野において、アジアだけではなく世界の各地域で活躍中の杉原海太氏が登壇。

モデレーターはSBA理事であり、米国を拠点にスポーツマーケティング領域におけるコンサルタントとして活動を行っているの鈴木友也氏が担当。

杉原氏からは、継続的に成長させるためのマネジメントのキーワードとして、マーケティングとガンバナンスはセットで考えるべきであること、また、マーケティングから始め、普及・育成に投資し、自己成長サイクルを確立させるための自律サイクルが大切であるとの考えを説いた。

山﨑氏からは、自身の海外での経験を踏まえ、社会課題解決プロデューサーとしてのスポーツ人材、スポーツの持つ国際的価値実現のためのRule-Making力をもつ人材の必要性があることを事例を交え説明。

これからのスポーツ業界は、スポーツを通じていかなる価値を実現するかが重要であり、社会課題を解決するための”手段としてのスポーツ”の大切さを強調。つまりはCSRからCSVの視点が必要であるとの方向性を示した。
日本のスポーツ業界が今後の更なる事業機会獲得に向けて追及すべき「スポーツの訴求価値(Value Proposition)」を考える上で、ヒント満載のセミナーとなった。

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〈受講者の声〉
■30代 女性
弁護士の視点でのスポーツの話を聞けて、新たな考えを知ることができよかった。海外からみた日本、海外と比較した日本、日本の置かれているスポーツの現状がわかり新鮮だった。日々変化している内容だと思うのでまた来年も同じ会を聞いてみたいと思いました。

■30代
男性 非常に濃密なディスカッションでノートを取るのが大変でした。日本の特長を踏まえどう戦略を作るかという部分を実現できるよう、引き続き勉強してまいります。

■20代 男性
大変勉強になりました。様々な気づきをいただけたので、仕事に活かしていきたいです。

■30代 男性
学術的見地が多く学びが多かったです。これをどうリアルにしていくかがカギだと思いました。

■50代
男性 ガバナンスで成長サイクルを作る考えは同感です。ガバナンスの対象に放送局が含まれると思います。競技団体がどんなに素晴らしい活動をしても、一過性のブームを狙ってばかりのスポーツ中継が正されないと改善は無いと改めて思いました。

■20代 男性
日本が進むべきあり方について、理解を深めることができました。学生の身ですが、今後の方向性にもヒントを得ることができ有意義な時間となりました。

■30代 男性
共感することばかりで、大変貴重な示唆をいただきました。今日の話を今後に活かしていきたいです。

■30代 男性
「投資対効果を頭に入れた社会貢献は社会に影響力のあるスポーツだからことできる」という視点は大変参考になりました。

■40代 男性
スポーツの持つ可能性の大きさを今日のセミナーで実感しました。また、大切なことは組織構造をしっかりつくることであると感じました。

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